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3.CATOX-500U オペレータズ・ステーション(OPS)

3.1 概要

オペレータズ・ステーション(OPS)はCATOX500Mシステムの中で、操作監視機能を受け持つマン・マシン・インターフェイスです。プロセスを操業する上で、オペレータが適切な判断を下せるように、情報を高度に加工し提供します。

ワンタッチで目的の情報を引き出すことができ、また操作もキーボードのほかタッチパネル、マウスも使用できます。また、同一のOPSでシステムの構築からメンテナンスまで行うことができます。

3.2 構成

オペレータズ・ステーション(OPS)は、システムに最大8ステーションまで接続可能です。図に示すように1台のパソコンを核にCRT、キーボード、マウス、タッチパネル等より構成されています。

用途に応じ、ディスクトップ型とコンソール型を選択でき、LCDのサイズも15~21インチがあります。

図9 オペレータズ・ステーション構成
図 9 オペレータズ・ステーション構成

図10にOPSの機能概念の関連を示します。

図10オペレータ・ステーション機能関連図
図 10オペレータ・ステーション機能関連図

3.3 オペレーション画面

オペレータズ・ステーション(OPS)は、操作・監視のための機能的なオペレーション画面を用意しています。これらの画面はタッチパネル、ユーザー ズ・ファンクションキー、ソフトキー等でワンタッチで呼び出しができ、オペレータ本意の操作ができます。 図にオペレーション画面の一覧と機能概要を示します

図11 オペレーション画面
オペレーション画面機能概要
アラームサマリ画面(ALM) プロセスアラーム、システムアラームを発生順に表示します。
メッセージサマリ画面(OPG) あらかじめ定義されたメッセージを発生順に表示します。
オーバービュー画面(VIEW)
640ページ
6ページ分の多点画面の警報状態など計器の状態を表示します
多点画面(MULT)
640ページ
8点分の内部計器の測定値、設定値、出力値、ステータス等を計器図として表示します。
一点画面(MONO)
512*FDSページ
1点分の内部計器の測定値、設定値、出力値、など調整パラメータを表示、調整する画面です。またトレンドも表示します。
トレンド画面(TRND)
200ページ
アナログ記録計のように1ページに6点までのトレンド記録データを表示します。
グラフィック画面(GRPH)
512ページ
オペレーションの中心になる画面でプロセスのグラフィックおよび状態を表示操作する画面です。
システムユーティリティ画面 システムの状態などを表示操作する画面です。メニュー形式になっており、ビルダ・メンテナンス画面に遷移する場合もこの画面より行います。パスワード設定により保護することができます。
帳票用画面(LOG)
(オプション画面)
ロギング用オプション画面で、収集データの表示変更、印刷指令等をする画面です。

3.4 ビルダ・メンテナンス画面

ブルダメンテナンス画面は、フィードバック制御機能、シーケンス制御機能、監視操作機能等の生成、変更をする画面です。各画面は表示画面を見ながら会話形式で機能の生成、変更がオンライン(プロセス運転中)で行えます。図12にビルダ・メンテナンス画面の一覧と機能概要をを示します。

図12 ビルダ・メンテナンス画面
メンテナンス画面機能概要
システム構成定義 システムバスに接続されているステーションを定義します。FDSをダミー接続したり、OPSの共通ブザーリセット等を定義模します。
FDSシステム定数 フィールド・ステーション内で共通の定数を定義します。
(入力異常(IOP)上下限値、入力開平演算下限値等)
入出力ユニット定義 フィールド・ステーション内の入出力ユニットの設定をします。また、実装状態を表示します。
ハードステータス定義 入出力ステータス(接点等)1点ごとに識別符号(ID)とコメントを定義します。
ハードデータ定義 入出力データ(アナログ値等)1点ごとに識別符号(ID)とコメントを定義します。
内部スイッチ定義 内部スイッチ(フィールド・ステーション内の補助接点)1点ごとに識別符号(ID)とコメントを定義します。
入力モニタ定義 入力モニタ機能をを定義します。
内部計器仕様定義 フィードバック制御計器、スイッチ計器等の仕様を定義します。
SEQ演算式定義 シーケンス制御に必要な演算やデータの参照・設定を行う、シーケンスエレメントを定義します。
関係式定義 シーケンス制御で2つのデータの大小判定をする、シーケンスエレメントを定義します。
オペガイド定義 フィールド・ステーションからオペレータズ・ステーションへある事象を伝えるメッセージを定義します。
タイマ/カウンタ仕様 フィールド・ステーション内のタイマまたはカウンタの仕様を定義します。
バルブモニタ定義 バルブ出力監視機能を定義します。
シーケンステーブル シーケンスの手順を記述するテーブル(表)を定義します。
グラフィック画面定義 グラフィック画面に関する定義(図形、データ、操作等)を行います。
マルチ画面定義 マルチ画面に関する定義(計器配列等)を行います。
トレンドマスタリスト トレンド収集データポイントを定義します。
OPSトレンド収集割付 トレンドマスタリストで定義したデータポイントによりOPSに保存するデータを定義します。
ロギング(オプション) 帳票関連の機能を定義します。

3.5 画面展開

オペレータズ・ステーションでは、オペレータの負担を軽減するため、いろいろ工夫されています。それらは、いかに少ない操作でオペレータが意図した操作(画面呼び出し、運転状態の把握・変更)ができるようになっています。

(1)操作入力機器

用途に応じ次の機器で操作が可能です。

  • タッチパネル
  • マウス
  • フルストロークキーボード

(2)画面展開シーケンス

目的の画面を少ない操作で呼び出せるように次のような呼び出しができます。

  • 画面指定アイコンによるワンタッチ呼び出し
  • ページ指定によるページ呼び出し
  • タグナンバ指定によるタグナンバ呼び出し
  • システムソフトキーによるワンタッチ呼び出し
  • 画面間のリンク結合によるワンタッチ呼び出し
  • フィールド・ステーションの事象による自動画面展開
  • 画面表示履歴による再表示機能
  • 前回画面ページの継承
  • 画面の階層化

(3)マルチウインドウによる表示

幅広く情報を把握するために次の機能があります。

  • サブパネルウインドウによる表示・操作
  • アラーム・オペガイドメッセージの1行表示

3.6 セキュリティ機能

オペレータズ・ステーション(OPS)では誤操作などによるトラブルを防止するため、各種のセキュリティを設定できます。ここでいうセキュリティとは、OPS上で操作・監視できる範囲を制限することです。セキュリティ対象に制限レベルを定義したり、パスワード(鍵)を設けることで制限します。

(1)画面種類によるセキュリティ

OPSの各画面の種類は大きく分けてオペレーション画面とメンテナンス画面に別れます。また、オペレーション画面は、操作監視画面(ALM、MULT、GRPH等)とシステム画面(OPS環境設定、トレンドペン割付、各種モニタ等)に別れます。このうち、システム画面とメンテナンス画面はパスワードを別々つけて制限しています。

(2)計器の重要度によるセキュリティ

計器の重要度によるセキュリティは重要タグと一般タグで異なる確認操作を行います。

(3)タイマ・カウンタのセキュリティ

タイマ・カウンタはシーケンス制御において大事な役割をしている素子です。その設定値やステータスを素子毎に保護し、保護されたタイマ・カウンタはOPS上からは変更できません。(シーケンステーブル、演算機能から可)