特徴
CATOX7000には、主に次の特徴があります。
(1)いままでのCATOXシリーズのソフトウェアを継承。
従来のCATOXシリーズとの混在が可能です。
※「銘柄管理機能」等、一部機能は混在出来ない制限がございます。
(2)温度入力カードのレンジフリー、タイプフリー
カードごとに熱電対、測温抵抗体を選択すると熱電対の種別や抵抗体の種別は自由に選択することができます。また自由にレンジをチャネルごと設定が可能です。
(3)ユーザが開発した操作性を追求したマン・マシン・インターフェイス
必要な画面の呼び出し、必要な画面への展開が容易で分かり易く、スムーズにプラント運転ができるようになっています。
また、CATOX7000専用の機能として、画面のグループ化機能が追加されました。
グループ化した画面は、画面左側にツリー表示する事により、画面検索・遷移を簡便化して、ユーザの運用性向上を実現しました。
(4)強力なサポートソフトウエア
システム構築からシステム保全に至るまでさまざまなエンジニアリング業務をパッケージ化されたソフトウエアにより空欄記述方式で簡単に行うことができます。また、オペレータ・ステーション単独でもシステム生成が可能ばかりか生成したシステムを自動ドキュメント化が可能です。
また、CATOX7000専用の機能として、シーケンスのフローチャート化機能が追加されました。
従来のデシジョンテーブルによるシーケンス制御の確認は、ある程度の知識と慣れが必要でしたが、進捗業況をフローチャート形式でビジュアル化する事により、モニタリングの運用性向上を実現しました。
(5)システム構成の柔軟性とコストパフォーマンスの追求
オペレータズ・ステーションは汎用パソコンを利用することにより高性能で安価なシステムを構築可能であり、1ステーションより最大16ステーションまで拡張可能です。
一方、フィールド・ステーション(制御ユニット)は小型化をはかり、低価格化したばかりではなく、設置面積を最小限にすることができ、1ステーションから最大16ステーションまで拡張可能で、1ステーションあたりフィードバック制御は256ループまで制御が可能なばかりでなく、デジタル入出力448点、アナログ入出力208点、シーケンス制御、アナンシェータ機能、出力監視機能まで標準で可能です。したがって、どのようなプラントに対しても最適なシステム構成が可能です。また拡張も容易にできるシステムです。